2013年8月28日水曜日

技術の進歩

こんにちは。水曜日です。園田です。




朝夕が涼しく思えるのは気のせいでしょうか。昨夜なんか特に涼しさを感じましたよ。
汗の量が全然違いますからね。

涼しさを感じたときに確信したのは風向き。この前のブログでも書きましたが、桜島の火山灰が
鹿児島市内に流れてくるとかなり蒸し暑い。そして昨日は垂水方面に流れていましたが、
過ごしやすさの違いがはっきりでした。東南方向から吹く風は蒸し暑さを運んでくるんですね。

昨日、知ったのですが台風が北上中なんですね。今はまだ沖縄よりも下にありますが、
週末辺りに九州に接近しそうな進路予想です。この進路予想では九州の西側を通過、
または上陸の可能性があるので、ちょっと心配です。私が好きなアメリカ軍の台風情報には
最近なかなかアクセスできなく寂しい。



昨日は内之浦から新型ロケット「イプシロン」の発射の日でした。新型の国産ロケットとして
注目されていましたが、発射直前に異常を感知して中止になりました。

この日の発射を見るために全国各地から多くの方が内之浦に来たんですね。夏休みの
思い出にと見に来た子供がショックのあまり泣く姿がニュースに出てました。まあこればっかりは
仕方ないですよね。

この新型ロケットは「早い、安い、そして高性能」を謳っているようです。今回は発射中止でしたが、
最短で明後日には発射が可能とのこと。これは普通なら有り得ないこと。さすがは
固体燃料式のロケットですね。液体燃料式なら中止になると燃料を一旦抜くので
次回の発射までかなりの時間を要します。スペースシャトルは中止になった場合は、
燃料を抜くまでに数日はかかるらしく、それから機体をチェックとなるので再発射は
2,3週間後が当たり前です。

私は1度はスペースシャトルの打ち上げを見てみたいと思ってました。でも高い旅費を出して
見に行って、発射中止で次回は3週間後とかなったらたまりません。と、言いつつも
いつかは見たい。それが夢でした。が、願いは叶わぬことになりました。スペースシャトルは
退役しちゃいましたね。

それにしても「みんなの夢を乗せて」打ち上がるロケットは元々は兵器です。
第二次大戦でドイツ軍のV2ロケットはドーバー海峡を越えてロンドンを攻撃し
ロンドン市民は恐怖に陥りました。

コンピューターもそうですね。元々は大砲などの砲弾の弾道を計算するために
開発されました。GPSも然り。デジタルカメラもそのようです。

人類の歴史は戦争の歴史だと聞いたことがあります。争いを優位に進めるための研究が
技術の格段な進歩を生むって何か悲しいですよね。

天文台が高い山頂にあるのは街の灯りから離れ、空気が澄んでいるので星が見やすいから。
更に空気が薄いことで星の光が大気で揺らがないようにするためです。

ところが軍は星の揺らぎを補正する技術を開発したんです。でも軍は星を見るわけでは
ありません。宇宙から地上を見るためです。偵察衛星ってやつですね。相手の基地を
はるか上空から見るのですが、大気のせいでぼやけてしまいます。それを修正する
技術をこっそり開発して利用していたんですね。

こういった軍事機密はある一定期間は隠匿しておかないといけないようですが、
期間が過ぎると民間で利用できるようになるそうです。なので天文台をわざわざ高地に
作らなくてもすむようになるんじゃないかな。


ロケットの持つ意義はさておき、「イプシロン」が無事に成功することを願うだけですね。



それでは、また。

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